夢ヨーガ

著:タルタン・トゥルク B6判並製本 160頁
訳:林 久義 定価(本体1500円+税) 発行 ダルマ ワークス
発売 青雲社 ISBN4-7952-4927-X C0015 ¥1500E
現代社会において仏教の本質である「空性」を、いかに日常生活の中でその視点を持って生きることができるのかという方法を示しています。
伝統的な中観哲学体系に基付いた修行体系のエッセンスを、転生ラマタルタン・トゥルクの要訣を得たと語り口から、私達を実生活の中での罠に陥る思考を、「夢」という日常的な体験から「空性」の輝きへとその理解を導いてくれます。
本書「夢ヨーガ」の特徴は、伝統的なチベット密教修行を求めることなく、誰もが経験する「夢」という意識の層を見つめることで、存在の開かれた質に触れることができ、直感的に「空性」の本質に目覚めることができる、「ゾクチェンの心の教え(セムティ)」に基づいたアプローチです。
倶舎論から唯識、そして中観へと教えを学び深める仏道修行者は、「悟りもまた、夢の一部」という、簡潔で軽快な見解に辿りつくことができるでしょう。その高次の認識を、「夢」の本質を見つめることによって、一瞬にして捉えることができる「気付き」の書です。
やさしい仏教心理学シリーズ 悟りもまた、夢の一部
第一章 生きた教え
第二章 口伝の瞑想
第三章 空性の広がり
第四章 悟りの味
第五章 夢ヨーガ
第六章 ヴィジョン
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(アマゾンレヴューより)
この本は、仏教を勉強中の私が、片時も肌身離さず持ち歩いている良書です。夢ヨーガといっても、具体的な夢ヨーガのやり方は書いてはありません。むしろ、私たちが日常生活の中で陥りやすい、こだわりやエゴという見方を取り去り、あるがままに物事を見る、心のトレーニングの仕方を教えてくれています。
ここではひたすら「すべては夢である、空性である」と、いろいろな角度から繰り返していますが、何かをつかもうとしない瞑想が、一番難しいことが理解できます。この本を読んで、自分の心を見つめ直す時間の持ち方を学びました。
すべては夢のような「空性」であるという至高の気付きに導いてくれる、数あるチベット仏教書の中でも、分かりやすく書いてあるお勧めの一冊だと思います。